経理部門のマネジメント
■経理部門のマネジメント(評価方法)について
仕事中によく聞く話で経理部門の評価を行うことが難しいという話を聞く。
理由は、営業や開発と異なり「結果」が見えないことが多いからである。
【部門ごとの結果】
営業・・・売上・新規受注数・受注金額
開発・・・プロダクトのリリース数
経理部門・・・決算数値の作成(利益につながる行動でないため、評価しづらい)
では、経理部門をどのように評価するか。
決算確定までのプロセスに結果点をおいて評価することが、一番良いように思う。
主観的な評価になりがちな点を客観的に評価するには、期限の順守・要件を設定した資料の作成ができているかを ベースに評価することが大事と考えます。
たとえば、こんな感じなのかな…
■経理全体の評価・スケジュール通りに仕訳の起票を完了し、決算数値を作成できているか
・数字の基礎資料はBS残高と整合するものとなっているか。
・監査法人の監査の際に基礎資料を検証するためのエビデンスが要求されていないか。
・科目補助残高一覧表の残高を構成する証憑の収集を完了しているか。
・証憑を基に残高の検証を完了しているか。
・残高の検証は自社内のエクセルシートの一致の確認のみならず、エクセルシートを外
部証憑を基に検証しているか。
・リードシートを作成し、前期末からの増減分析を行い、増減理由を明記しているか
・決算開示の日数が前期比から遅延していないか。または早期化しているか。